「公正証書って難しそう…」
「費用も時間もかかりそうで不安…」
離婚を考えている方にとって、公正証書を使った離婚は、穏やかな未来への第一歩となるかもしれません。
公正証書は、離婚の合意内容を明確にし、将来のトラブルを未然に防ぐ効果があります。
離婚は人生の大きな転換期。
だからこそ、不安や負担を最小限に抑え、スムーズに手続きを進めることが大切です。
公正証書を使った離婚で、新しい人生をスタートさせましょう。
この記事では、離婚を考えている方に向けて、公正証書について専門家視点で解説します。
- 公正証書で離婚するメリット
- 公正証書の手順
- 公正証書に記載する内容
- 公正証書をスムーズに進めるためのポイント
公正証書は、あなたとあなたの大切な人の未来を守る、安心で確実な方法です。
ぜひこの記事を参考にして、一歩を踏み出してください。


公正証書で離婚するメリット3つ
「離婚」は人生の大きな転換期。
「この選択が正しいのか…」「本当に一人でやっていけるのだろうか…」と、不安や迷いを抱えている方もいるでしょう。
公正証書で離婚することで、あなたは将来のトラブルを回避し、精神的な負担を軽減しながら、離婚手続きを円滑に進めることができます。
公正証書は、そんなあなたの不安を取り除き、新しい人生へのスムーズな一歩を後押ししてくれる、心強い味方になってくれるはずです。
以下で、公正証書のメリットについて詳しく解説していきます。
1. 離婚後のトラブル回避
公正証書のメリットは、離婚後のトラブルを未然に防ぐことができる点です。
離婚の合意内容を公正証書という法的文書に残すことで、言った言わないの水掛け論を防ぎ、将来的な紛争リスクを大幅に減らす効果が期待できます。
例えば、養育費の支払いが滞ってしまうケースを考えてみましょう。
口約束だけでは、支払いが滞った際に強制的に支払わせる手段がありません。
しかし、公正証書に養育費の金額や支払い方法を明記しておけば、万が一支払いが滞った場合でも、裁判を経ずに強制執行の手続きを取ることができます。
離婚後のトラブル 約70%が養育費未受給・子どもと会えない問題

離婚する方の約55%が離婚条件を書面化していません。結果的に離婚後に多くのトラブルをかかえています。
養育費は、子どもの成長にとって重要な資金ですが、現実には約70%のひとり親世帯が養育費を受け取れていません。
また、離婚後に親が子どもと会えなくなるケースも多く、約70%の別居親が子どもと会えていません。面会交流の取り決めが曖昧だとトラブルの原因になります。
これらを防ぐためには、公正証書や裁判所の調停で支払い義務を明文化し、強制執行が可能な形にしておくことが有効です。






2. 精神的な負担軽減
離婚という人生の大きな転換期には、精神的な負担がつきものです。
「手続きが複雑でよくわからない…」「この先どうなるか不安で仕方がない…」そんな風に悩んでいる方も多いでしょう。
公正証書では、専門家である公証人が手続きをサポートしてくれるため、手続きの負担を軽減することができます。公証人は、離婚協議書の内容が法律に適合しているかを確認し、必要に応じて助言もしてくれます。
複雑な手続きを一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けられることは、精神的な安心感につながります。
離婚という困難な状況の中でも、「誰かに支えてもらえている」と感じることができれば、前へ進む勇気が湧いてくるはずです。
3. 離婚手続きの円滑化
公正証書は、協議離婚に比べて手続きがスムーズで、時間と労力を節約できるメリットがあります。
協議離婚では、夫婦間で合意した内容を役所に届け出るだけで手続きが完了しますが、合意内容が曖昧なまま離婚届を提出してしまうと、後々トラブルに発展する可能性があります。
一方、公正証書では、離婚協議書を作成し、公証役場で手続きを行う必要があります。
一見、手間がかかるように思えるかもしれません。
しかし、公正証書を作成することで、離婚の合意内容が明確になり、将来のトラブルを未然に防ぐことができます。
また、公正証書は法的拘束力を持つため、合意内容の実効性を高める効果もあります。
「少しでも早く、スムーズに離婚を成立させたい」と考えるあなたにとって、公正証書は最適な選択肢と言えるでしょう。



離婚の公正証書に記載する内容10項目
ご利用には十分ご注意ください。必ずご自身の状況に合わせ修正・追記し、記載漏れや不利な内容がないか確認しましょう。
なお、ここで示す情報は一般的な参考であり、個別の事案に対する法的助言ではありません。テンプレートの利用により生じたいかなる損害についても責任を負いかねますので、ご了承ください。少しでも不安があれば弁護士等の専門家へ相談することを強く推奨します。
離婚の公正証書には、離婚後の生活に関わる重要な事項を記載します。
「公正証書に何を記載すればいいのかわからない…」と不安に思う方もいるかもしれません。
公正証書に記載する内容は、将来のトラブルを避けるためにも、しっかりと確認しておくことが大切です。
これから、離婚の公正証書に記載すべき主要な項目について、具体的に解説していきます。


1. 離婚への合意
公正証書の冒頭には、夫婦双方が離婚に合意していることを明記します。
これは、公正証書を作成する上での大前提です。
合意の文言は簡潔で構いませんが、双方の意思が明確に示されている必要があります。
2. 親権
未成年の子どもがいる場合は、どちらが親権者になるのかを明確に記載する必要があります。
親権者を決めるときは、子どもの福祉を最優先に考え、夫婦でよく話し合うことが大切です。
公正証書には、親権者を決めた理由や、親権者とならなかった親の権利義務についても記載することができます。


3. 養育費
子どもを育てる費用である養育費についても、公正証書に記載することが重要です。
養育費の金額は、子どもの年齢や生活水準、それぞれの親の収入などを考慮して決定します。
支払い方法や期間についても、明確に記載しておくことが大切です。
4. 面会交流
親権者とならなかった親が子どもと会う権利である面会交流についても、公正証書に記載することができます。
「離婚後も、子供との繋がりを大切にしたい…」と考えるあなたにとって、面会交流は重要なポイントです。
面会交流の頻度や方法、費用負担などについて、具体的に取り決めておきましょう。
5. 財産分与
夫婦が結婚生活中に築いた財産を分ける財産分与についても、公正証書に記載します。
財産分与の対象となる財産には、預貯金や不動産、自動車などがあります。
それぞれの財産の評価額や分与割合について、明確に記載しておくことが大切です。



6. 年金分割
離婚に伴う年金分割についても、公正証書に記載することができます。
年金分割とは、結婚期間中に夫婦が共同で築いた厚生年金を分割する制度です。
公正証書に年金分割について記載することで、手続きをスムーズに進めることができます。
7. 慰謝料
離婚によって精神的な苦痛を受けた場合、慰謝料を請求することができます。
慰謝料の金額は、精神的苦痛の程度や、離婚の原因などによって異なります。
請求する場合は、公正証書に慰謝料の金額や支払い方法を記載します。



8. 連絡先等の通知義務
離婚後、住所や電話番号などの連絡先が変更になった場合、相手に通知する義務があります。
「連絡先が変わったら、必ず相手に伝えなければいけないの?」と思う方もいるでしょう。
公正証書に連絡先等の通知義務を記載することで、円滑なコミュニケーションを維持し、トラブルを未然に防ぐことができます。
9. 清算条項
離婚に伴う金銭の支払いなどが終わった後、追加の請求をしないことを約束する清算条項を記載することもできます。
「これで全て終わり。後から追加で請求されるのは困る…」と考えるあなたにとって、清算条項は安心材料となるはずです。
10. 強制執行認諾文言付公正証書作成への合意
公正証書に強制執行認諾文言を記載することで、万が一合意内容が履行されない場合でも、裁判を経ずに強制執行の手続きを取ることができます。
「合意はしたけれど、本当に守ってくれるか不安…」と感じるあなたにとって、強制執行認諾文言は大きなメリットとなるでしょう。
公正証書に強制執行認諾文言を記載する際は、公証人とよく相談することが大切です。



公正証書で離婚をスムーズに進めるためのポイント3つ
公正証書をスムーズに進めるためには、事前の準備と心構えが重要です。
「何から始めたらいいのかわからない…」と途方に暮れている方もいるかもしれません。
スムーズな離婚を目指すあなたのために、押さえておくべきポイントを3つご紹介します。
以下で、公正証書をスムーズに進めるためのポイントを詳しく解説します。
1. 専門家への相談
離婚に関する法律や手続きは複雑で、一般の人には理解しづらい部分も多いでしょう。
「自分だけで手続きを進めるのは不安…」「専門家のアドバイスが欲しい…」そう感じている方もいるかもしれません。
行政書士や弁護士、司法書士などの専門家に相談することで、あなたの状況に合った適切なアドバイスを受けることができます。専門家は、離婚に関する豊富な知識と経験を持っており、公正証書作成のサポートや、相手方との交渉も行ってくれます。費用はかかりますが、専門家のサポートを受けることで、手続きをスムーズに進め、精神的な負担を軽減できるはずです。





2. 夫婦間の話し合い
「相手と話ができない…」「感情的になってしまいそう…」と不安に思う方もいるかもしれません。
公正証書では、夫婦間で離婚の条件について合意する必要があります。
しかし、離婚後の生活や子どものことを考えると、冷静に話し合い、お互いが納得できる合意を形成することが大切です。
話し合いが難しい場合は、第三者を交えて話し合うことも検討してみましょう。
冷静な話し合いは、離婚後の関係性を良好に保つためにも重要な一歩となるはずです。

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3. 必要書類の準備
公正証書には、様々な書類が必要です。
必要な書類は、戸籍謄本や住民票、収入証明書などです。
また、財産分与や養育費の取り決めをする場合は、財産目録や養育費算定表なども必要になります。
事前に必要な書類を確認し、余裕を持って準備しておきましょう。
スムーズな手続きのためにも、必要書類の準備は欠かせないステップです。



公正証書による離婚に関するよくある質問
公正証書について、よくある質問にお答えします。
「公正証書って実際どうなの?」「費用はどれくらいかかるの?」など、様々な疑問を抱えている方もいるでしょう。
よくある質問と回答を通して、公正証書への理解を深めていきましょう。
協議離婚との違いは?
協議離婚は、離婚届を役所に届け出るだけで成立します。
一方、公正証書による離婚は、離婚届と、公証役場で作成された公正証書を作成して離婚をします。
公正証書のメリットは、法的拘束力があるため、合意内容が履行されない場合に強制執行が可能となる点です。また、公証人が作成に関与するため、手続きのミスや不備を防ぐことができます。
「将来のトラブルを確実に防ぎたい」と考えているあなたには、公正証書がおすすめです。



費用はどのくらいかかる?
公正証書の費用は、主に公証役場への手数料と、専門家への相談料がかかります。
公証役場への手数料は、離婚の合意内容や財産分与の有無によって異なりますが、数万円程度が相場です。
また、専門家への相談料は、行政書士・弁護士・司法書士に依頼する場合、数万円から数十万円程度かかることがあります。
「費用を抑えたい」という方は、お住いの自治体で支援制度等を利用することで数万円の補助がある場合があります。以下記事をご参考ください。



子供がいる場合は?
子供がいる場合は、親権者をどちらにするのか、養育費をどのように負担するのかなどを夫婦間で話し合い、公正証書に記載する必要があります。
「子供にとって何が一番いいのか…」と悩む親御さんも多いでしょう。
子供の福祉を最優先に考え、将来を見据えた上で、しっかりと話し合い、合意することが大切です。



公正証書に署名捺印する際、夫婦2人揃って公証役場に伺う必要がありますか?
原則として、夫婦2人揃って公証役場に伺う必要があります。
ただし、やむを得ない事情でどちらか一方しか出頭できない場合は、委任状を用意することで手続きを進めることが可能です。
「どうしても都合がつかない…」という場合は、公証役場に相談してみましょう。
離婚に関する証書を作成したいのですが、サンプルはありますか?
インターネットで検索すると、離婚協議書のサンプルを見つけることができます。
ただし、サンプルはあくまでも参考資料です。
あなたの状況に合わせて、必要な項目を追加したり、修正したりする必要があるでしょう。
「自分に合った公正証書を作りたい」という方は、専門家に相談することをおすすめします。
ご利用には十分ご注意ください。必ずご自身の状況に合わせ修正・追記し、記載漏れや不利な内容がないか確認しましょう。
なお、ここで示す情報は一般的な参考であり、個別の事案に対する法的助言ではありません。テンプレートの利用により生じたいかなる損害についても責任を負いかねますので、ご了承ください。少しでも不安があれば弁護士等の専門家へ相談することを強く推奨します。

まとめ:公正証書による離婚で、新しい人生への一歩を踏み出しましょう
この記事では、「公正証書で離婚するメリット」「公正証書の手順」「離婚の公正証書に記載する内容」などについて説明してきました。
公正証書を使った離婚は、離婚後のトラブルを未然に防ぎ、あなたとあなたの大切な人の未来を守るための確実な方法です。
離婚は人生における大きな転換期であり、様々な不安や悩みは尽きないもの。
手続きの複雑さや費用、将来的なトラブルなど、精神的な負担も大きくなってしまうでしょう。
公正証書は、そんな不安を解消し、新たなスタートを切るための、安心できる選択です。
この記事を参考に、公正証書について理解を深め、具体的な行動に移してみてください。
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参考:全国自治体の養育費支援、神奈川県の養育費支援

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